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【地域】
 福島県飯野町
【ジャンル】
 脱力スポット
【参考リンク】
 
UFOふれあい館地図

2004/12/5 千貫森

 福島県飯野町。
 福島市に隣接する小さな町ですが、ここはある種の人達にはよく名前を知られている所です。
 まずは、この写真を見て下さい。
 
  
 
 何の変哲もない山の写真ですが、この山は知る人ぞ知るという山です。
 この山の名前は「千貫森」 
 標高は462mとそんなに大きな山ではありません。しかし注目すべきは高さよりは、この山の形でして写真を見ても分かるように、奇麗な三角形の形をしております。
 で、この形から「古代ピラミッド」と言われたりあるいは、この付近でのUFO目撃例が多いことから「UFO基地」などとも呼ばれておりまして、いわゆるオカルト好きの人からは注目を浴びている所のわけです。
 
 さらに、この千貫森を中心としていくつもの巨石が点在しておりまして、何かしらこの地には「不思議な力」が立ちこめているのではないかと言われています
 
    
 
 人の顔のような形をした「モアイ石」(写真左)と幅9m、高さ4mとかなり巨大な「青木の大石」。この二つの巨石と千貫森は直線上に並んでいるそうで(レイラインと言うそうですが)何か秘密が隠されているのではと言われています。
 
    
  
 船の形をしている船石(写真左)表面には星座のような不思議な穴があいております。
 そこから、さほど遠くない所にはくじらのようなユニークな形のくじら石(写真右)があります。くじら石は近くにある一円寺の開祖がこの上で毎日説法を行っていたので、説法石と呼ばれているとか。
 
 このような奇妙な形の巨石が千貫森を中心にいくつもありまして、巨石文明を思わせることから、これもUFOがその付近に多く現れることなどと大きな関わりがあるのではと言われています。 
 
 実際、千貫森のせいか、巨石のせいか知りませんが、ここら辺はUFOのおかしな電波に冒されているのではないかという趣があります。
 
 
 
  
  
  のっけからこれです。この千貫森付近のバス停の名称は「UFOの里」です。普通に考えてそんなバス停の名称ありますか。UFOがよく目撃されるとしても、UFOを名物扱いにするのはどうなのでしょう。「千貫森入り口」などにすればいいじゃないですか。 
  
  
 
   
 
 そんなことを思っているとこんなものがありました。「UFOを呼ぶ休憩所」(写真左)内部にはソファーが置いてあるだけです(写真右)
 
 こんな色あせた粗末な建物で休憩しているだけでUFOは呼べるんでしょうか?
 そして、よく見ると「開放時間昼間限り」となっております。そんな!?昼にUFOを呼ぼうとする、そんな暇な人がいるんでしょうか?
 まぁ、僕が訪れた時は休憩所にはUFOを呼ぶ人どころか誰もいない、寂しいところだったのですけれども。
 
 千貫森に入っていくと、さらにこの付近がUFOの悪電波におかされているということが分かるかと思います。
 
 
 
 
 一見すると普通の公園広場にしか見えないところです。しかし実際に公園の中に入ると、ここがUFOに冒されていることが分かります。
 
  
  
  
 
 芝生の植え込みがUFOの形に刈り取られています。
 
 これはまさか人の手によって刈られたモノではなく、ミステリーサークルと同じように、ある日、突然に残されていたUFOからのメッセージなのでしょうか!?
 ちなみにこの公園の名前はUFO公園と言います。UFOぽいものは、この刈り込みくらいしか無かったですが。 
 
 UFOの電波はこんなところにも及んでいます。 
 
 
 
  
 
 この円盤形の屋根の形をした施設が何か、分かりますか。実は、コレはトイレなんですね。「さすがにUFOの里はトイレまでも!」と驚嘆しましたが、本当にコレがUFOで、トイレに入っている途中で、そのまま浮上して連れ去られたとしたら嫌ですね。もっとも嫌なアプダクションの形かもしれません。
 
 
 さらに、こんな細かな所まで! 
 
 
 
     
 
 車止め(写真左)ですが、よく見るとロケット型(写真右)をしています。先端の切れ込みが他のモノを連想させるかもしれませんが、間違いなくロケットです。しかし車をロケットで止めるって字面だけを見たら大惨事ですねぇ
 
 そして、もちろんUFOだけではなく宇宙人もいます。 
 
 
 
  
 
  ええと案内看板の上にあったのですが、これはおそらく宇宙人かと。メンテナンスをしてないがためか顔の輪郭だけで、その表面は原型をとどめていませんが、おそらくグレイタイプの宇宙人であったかと思われます。 
 もしかしたら「遊星から愛をこめて」のような悲劇が背景にあるのかもしれませんが、この話題は少々危ないので、あまり触れないようにしましょう。
 
 しかし、数ある千貫森のUFO物件の中でも僕にとって最も理解不能だったのがこの物件です。 
 
 
  
 
 千貫森TERRA85
  
 千貫森近くにあったお店の看板です。ええと、おそらくAREA51(宇宙人やUFOなどの目撃談でお馴染みのアメリカ空軍の秘密基地)からだと思うのですが、TERRA(大地?地球?)と85の組み合わせが分かりません。(住所なのでしょうか)
 そして、実は何のお店か分かりません。”清酒ほまれ”と出ているので飲み屋なのかもしれませんが、辺りには人家はなく、飲み屋をやっても誰も来ないような気がします。
 土産物屋かなと思って店の外から覗いてみても、いまいち何もなさそうな感じでした。
 店の中に入ろうと思ったのですが、そのまま宇宙人に連れ去られたらと思うと怖くて入れませんでした。
 とにかく謎だけが残ったお店でした。誰か、ご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
 
 
 さて、千貫森周辺の情報はこれくらいにして肝心の千貫森に実際に登ってみることにしましょう。標高462m、それも中腹までは自動車で登ることが出来るということで実際には片道30分もあれば十分に登ることが出来る山となっています。
 登山と言うよりはハイキングという感じですね。若干、急坂のところはあるものの道も整備されており、県外から軽装できた僕のような人間でも気軽に登ることができる山です。もしかしたらUFOを見ることが出来るかもしれませんしね
 
 んで、千貫森の登山道にあった看板がコレ。 
 
 
   
  
 
  UFO道入口
 
 千貫森はUFOがよく目撃されると言っても、これはやり過ぎじゃないでしょうか?UFOの道なんて言っても、UFOが山を登るとは思えないですし。
 んでよく考えてみると”UFO道=遊歩道”のことなんですねぇ。ううん、そう来たかとしばし脱力。
 
 で、このUFO道の入り口にはおかしな石像が置いてあります。
 
 
  
    
 
 グレイタイプの宇宙人の像です。名前は”メイラ”と書いてあります。
 頂上まで630mと書かれているので、どうやら案内板みたいですが、それが宇宙人の形をしているなんて、さすがUFOを呼ぶ山ですね。 
 
 んで進んでいくと遊歩道の要所要所にこんなにあってみたり。
 
     
 
  左からセラ、デカメダ、チーミー
 
        
 
 さらに左からゴモラ、カメレホー、デカタン
  
     
  
 さらにさらに左からモリタン、イータン
  
 もうさながら宇宙人博覧会という感じで千貫森には宇宙人の石像が置いてあるのでした。
 で、この宇宙人達なのですが、一体ごとにキチンと分類されていまして。たとえば、メイラは「さそり座の球状星団M4からやってきて身長1.7m、体重80s、アミノ酸が大好きでテレパシーを使って地球人のことばを話す」などと解説されております。うん、心底どうでもいい話だ。
 
 で、こんな宇宙人を見ながらてくてくと進んで行きますと、頂上にはこんなのが待っています。  
 
 
 
 
 ええと、これはと言いますとご当地福島県飯野町のキャラクター「ユータン」です。なんかUFOみたいなのに乗っていますが,生まれは「地球」となっていますので、地球生まれの宇宙人という訳の分からない設定となっております。
 ちなみに特技は「ダジャレを言う、とんちがすばらしい」となっていました。そうか、さっきの「UFO道」もこいつの差し金かと納得した次第。しかし「とんちがすばらしい」というのも凄いですね。今時「とんち」なんて言葉は一休さんくらいしか使わないですから。
 
 
     
 
 このユータンの石像の近くだけ遊歩道が石敷きになっているのですが(写真左)ユータン像の後ろにこう書いてありました。「ピンカラ石歩道 磁力線パワーで健康増進」(写真右)
 ええと、恐らく、この道に埋められている石がピンカラ石というやつでそれが磁力線を発していると思うのですよ。
 でも、別にここを歩いてもパワーを与えられている感じは無かったですよ。むしろ歩きにくかったですし。と言うか、「ピンカラ石」って名前がすごく胡散臭いですよね。宮史郎さんの顔を思い出すと、どうにも健康などという語とは遠ざかっていきますね。 
 
 
   
 
 千貫森の頂上には展望台がありまして(写真左)、そこから飯野町一帯を見回すことが出来ます(写真右)
 ただし、この展望台は、そうやって景色を楽しむだけが目的ではないようで「UFOコンタクトデッキ」なる名称を付けられています。
 なんでも、もともとUFO目撃例が多い千貫森頂上に、さらにUFOを呼びやすくするために、発信増幅装置を置いているそうです。 
 
 
 
       
 
 んで、これが増幅装置(写真左)です。UFOの形をした石(写真右)に金属の半球が3つ。
 一瞬僕は、ベンチか何かと思ったのですが、それにしては座りにくい形であります。
 しかし、こんなので、果たしてUFOが呼べるのでしょうか?だとしたら、大がかりな機械を作って宇宙へメッセージを発している方々の苦労はどうなるのでしょうか。 そんなことを考えながら僕は千貫森山頂を後にするのでした。
 
 
 と、千貫森を下山したところで、レポートを終わるわけではありません。ここまでは長い前置きでして、千貫森の真骨頂、最もUFOの悪電波に冒されているところは先に紹介したUFO道入り口の隣にある施設にあります。
 
 
 
 
 
 その名も「UFOふれあい館」
 
 「3千点以上もの資料を収集展示しており、さらに立体映像3Dシアター、100インチ映像などもあり、日本や世界、そして飯野町のUFO情報を映像とパネルによって紹介し、UFO愛好家の情報収集、総合学習の場となっている施設」とパンフレットには解説してあります。UFO愛好家がどれくらいいるのかは知りませんが、そういう方々にとっては非常に意義のある施設らしいです。
 入り口を入るとそこには3千点以上もの資料がズラリと展示されております。
 
 
 
 
 
  
 UFO関係の資料
 
 「エイリアンの謎とデルタUFO」「ナチスがUFOを作っていた」「超古代文明は宇宙人が作った」「2000年5月5日宇宙人大襲来」などなど・・・
 
・・・ええと、なんか文庫本が多いですね。それもブックオフの100円コーナーで売っていそうな感じのものが多いです。「豆だぬき」の本なんて久しぶりに見ました。
 なんか昔懐かしい響きの「学級文庫」に置いていそうなラインナップです。
 あるいはオカルト好きの中学生の書棚とか。
 
 いや、もちろん、他の資料もありましたよ。専門誌などもありました。
 
 
  
 
 
 「ムー」(オカルト専門誌)とか
 
 いや、ますますオカルト好きの中学生の本棚という感じです。こういう人がいるから未だにこの雑誌が無くならないんですね。
 もちろん、ここで取り上げたのは資料3千点の中の一部であり、ちゃんとしたUFO関連書籍もありましたよ「アダムスキー全集」とか。まぁ、つまりはビリーバー関連の資料ばかりということでした。
 それにしても飯野町の観光紹介で、観光スポットとしてここが大々的に紹介されているのですけど問題にならないのかしらんと余計な心配をしてみたりしました。
 
 このような資料を横目にして更に進んでいくと、真っ暗な通路。そしてその中にこのようなものが待ち受けています。
 
 
 
 
  
 まぁ、お約束という感じの宇宙人さまです。こんなものが暗闇で光るわけでして、胡散臭さとお化け屋敷的な不気味さが微妙にブレンドされて脱力臭をかもし出していました。
 しかし、この宇宙人模型、ホントに微妙な顔つきですねぇ。楽屋では面白いんだけど舞台での客ウケはいまいちな関西の売れない中堅芸人のボケ役という感じの顔つきです。(いや、特定の人を指しているわけではなく、そう言われるとそう見えてくるような気がしませんか。幸薄そうな感じの顔つきで) 
 
 もちろん、こういう怪しいものばかりでなくキチンとしたものもあります。 
 
 
 
 こういう感じで葉巻型UFOの模型とかUFOが目撃されたという新聞記事、UFOの写真などがパネル展示されているわけです。
 
 
 
 あるいはこのようなUFOの模型とか、それらしいものはそれらしく展示されているわけです。
 しかし僕のような物好きな人間にとっては、このようなもっともらしいものよりも、少しスキがあったものの方が嬉しいわけでして、同じ模型ならばこちらの千貫森付近の模型の方が好みであったりします。
 
  
  
 中央にある三角錐の山が千貫森の模型です。その後ろには、なぜかハニワ像が。で、UFOに触ってみようということで、磁石で浮遊しているUFO模型が手前に置いてあります。今時、磁石で浮くUFO模型って「学研の科学」じゃないんだからとも言いたくなりますが、こういうチープさと節操の無さがこの「UFOふれあい館」の魅力でもあります。
 
 たとえば、この「UFOふれあい館」の一つのウリに3Dバーチャルシアター(立体めがねをかけるやつ)がありますが「千貫森の謎」というプログラムを上映しています。
 
 
    
  これがポスターですが、内容としては「千貫森の付近にはUFOがよく目撃されますが、この辺は磁力が強く、また周囲に奇妙な巨石が点在することから、それらが何らかの信号を宇宙に発し宇宙人を呼んでいるのでしょう。そうさ、宇宙人は実在するんだよ、みんな!」的な内容でした。
 子供ならば信じてしまうような説得力があり、遊園地にある立体映像よりもストーリーがキチンとしている分楽しめたのですが、このポスターの隣にはこのようなモノが展示されていました。
 
 
 
  
 
  インデペンス・ディの宣伝看板
 
 いや、確かにUFO関係の資料ですけどね。それにしてもコレを立体映像シアター入り口のポスターの隣に置くというのは確信犯的です。「インデペンス・ディ」が立体で見られるのではと思ってしまいます(実際僕もそう思いましたし)
  しかし映画までもUFOの資料として位置づけるその貪欲な姿勢には頭が下がります。
 
   かと思うとこんなモノがあってみたり 
  
  
 
 
  
 CIA秘密文書
 
 あまりにも平然と公開されている「秘密文書」です。CIAの言う「秘密」ってどういう意味なのでしょうか?もっとも僕は英語が読めないので、そういう人には確かに「秘密」には違いないのですが。
 それにしてもUFO繋がりで「インデペンス・ディ」の看板と「CIAの秘密文書」と「ムー」が同レベルで展示されるとは、ある意味においては凄い施設です。
 
 で、UFO繋がりと言うことで宇宙人グッズみたいなものも展示してあります。 
 宇宙人のフィギュアとかキーホルダーとか、よく輸入雑貨屋さんなどで扱っていますよね。 
 
 
  
  こんな感じでそういうものが整然と展示されているわけですが、その中でも僕の目を引いたのがコレ。 
  
  
  
  
 
 や、ヤキソバン。しかもケトラー付き!
 
 いやぁ、思い切り懐かしいですね。このぬいぐるみはUFOキャッチャーか何かで取ったのでしょうか。確かに「UFO仮面ヤキソバン」も宇宙人ですけど、そんな事言ってたらウルトラマングッズの方を先に置くべきなんじゃないでしょうかねぇ。明らかにそちらの方がメジャーですし。
 ヤキソバンなんてもう記憶の片隅に追いやられている単語ですよねぇ。
 
 
 
 
 もっとも宇宙人に関してはヤキソバンや先に見た宇宙人の模型のようなタイプばかりでなく、このように様々な宇宙人が目撃されていることをパネルで解説しています。
 しかし、誰かが言っていましたが、何で宇宙人を目撃した人って、ことごとく絵が下手なのでしょうか?もう少しリアルに書いてもよさそうなもんなんですけど。どうにも宇宙人のリアリティーの無さはこの絵の下手さ加減もその一因のような気がするのですけどねぇ。 
 
 とりわけ、その中でも凄かったのが、コレ
 
 
 
  
  
  「宇宙人は日本で子人である」と説明されているイラストです。
 頭のプロペラみたいなところからテレパシー(デンパ)を送っているとか、目、耳、鼻がつり上がっているとか詳細に説明されているのですけど、あまりの絵の稚拙さのために生命体のイラストにすら見えません。
 この宇宙人を目撃した人は宇宙人に遭遇した時、そのまま宇宙人のデンパに冒さたれのでは思わせるようなイラストです。重ね重ね言うようですが、これもUFOの資料として展示されています。いいんでしょうか、ホントに。
 
 「UFOふれあい館」はこんな感じの非常に特殊な施設でありました。
 それでも施設はある意味充実していますし、周辺にもそこそこ見るところはありますので、ここを目的に行くのはどうかなと思いますが、ぶらりと立ち寄って見るくらいならば十分に楽しめるのではないかなと思います。 
 
 
 【おまけ】
 
 UFOふれあい館の近くにあるUFO物産館では飯野町の名物やUFOグッズなどを扱っています。
 
     
 
 んで、のぼりで大々的にアピールされていたのが「飛魚ラーメン」飛び魚を干したものをダシに使っているらしいです。UFOとの共通点は空を飛ぶということだけ。何とも強引な結びつけであります。味の方は僕は食べなかったので分かりませんが、魚介系ダシの美味しいスープという話です。
 
  
 
 で、僕がおみやげに買ったのは、このユータンサブレ。飯野町のキャラクター、ユータンを型どってサブレにしたものです。これが以外に美味しかったです。味が濃厚で食べ応えありましたし。
 お土産にもらうんだったら「鳩サブレー」より、この「ユータンサブレ」をもらいたいところではあります。
 
 
 
 しかし、カッパの呪縛からようやく逃れられたと思ったら、今度は宇宙人かぁ。辛いなぁ。
 


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