【地域】
新潟県糸魚川市
【ジャンル】
脱力スポット
【参考リンク】
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親不知ピアパーク地図
2005/4/12 親不知ピアパーク
新潟の富山の県境近くの糸魚川市(旧青海町)に親不知ピアパークなる道の駅があります。んで、そこへ行ってきました。
で、ここの名物と言えば、写真にある巨大な海亀像。とにかく大きく、そしてリアルに作られております。この海亀像ですが、長さ6m、重さは5トンに及ぶとか。その名は「ミリオン」と名付けられ、鶴は千年、亀は万年ということでピアパークを訪れる人々の幸福・長寿の願いをたくし、設置されたものだとか。
で、巨大海亀を筆頭に施設内の柱などにこのような海亀がいくつも設置されております。亀を見ると何となくめでたい気分になるのはいいのですが、昨年の中越地震の影響か、客足は少なく、施設内のレストランも無期限休止となっていたため、ピアパークを訪れる人々の幸福・長寿を願うよりも先に、この施設が繁栄する方を願った方がいいのではと思ってしまいました。
それは、さておきこの親不知ピアパーク内に”翡翠ふるさと館”と言う入場無料の博物資料館があります。
なんでも、この施設がある糸魚川市は世界の硬玉ヒスイ文化発祥の地であり、市内を流れる青海川上流には、ヒスイの原産地があり、今から約3,000年前の縄文時にはすでヒスイを勾玉などに加工して、日本全国に運んでいたとか。
それらを詳しく説明し。さらに古事記に記された高志国「奴奈川姫」と出雲国「大国主命」のラブロマンスやヒスイの学術解説も展示・紹介している施設だということです。
で、中に入ってみますとこのようなものが展示されています。
これは今から5000年以上も前に硬玉やヒスイが加工されていた工房跡が残っているという「寺地遺跡」から発掘されたものの一部だそうです。
左が特殊な祭祀を行っていた施設の一部と思われる木柱、右がそこから発掘された土器の一部です。
いわば、ここがヒスイ文化発祥の地であったという証を展示しているわけですね。
で、そのような遺跡もさることながら、この施設の一番の目玉はこれ。世界一のヒスイ原石です。その重さ102トンで天然記念物指定されております。
この原石は施設のほぼ中央に置かれていまして、まさに主役という形でどんと構えています。写真だとその大きさは分からないかもしれませんが、実際に見てみるとかなりの存在感があります。
しかしながら僕を一番引きつけたものは、このようなモノではなく、館内にあった”奴奈川姫”の模型です。”奴奈川姫”とは今から約1800年前の弥生時代の、西頸城地方の女性首長であり、古事記では出雲の国の大国主命が求婚にやってきて、求愛の歌をささげたと記述されているほど、賢くて美しかったとされております。
うん、それほど美しかったのですよね。
すいません、これがその再現模型なのですけど、”美しい”と言うよりは”怖い”の一言に尽きるのですけど。
暗闇の中に着物は反則です。下手なお化け屋敷より怖いシチュエーションです。
さらに”奴奈川姫”のアップです。怖いです、怖すぎます。焦点の定まってない目。やけに緑がかった顔。
これを見て美しいと思う人はいるんでしょうか?
少なくとも僕的にはただただ、ホラーな感じしか受けないのですけれども。
子供だったら一目見て泣き出しそうな気もします。
一応、”奴奈川姫”の名誉のために別のところの写真も。糸魚川市にあるラベンダービーチにある”奴奈川姫”像です。上の写真よりはマシですが、決して現代では美人という顔ではないですね。どことなく男性的な顔でもあります。
写真などが残されているはずないので、おそらく想像で作られたのでしょうが、それならそれでもう少し美人に作ってあげてもとも思うのですけれどね。
時代のリアリティーなんてのは、歴史学者のエゴに過ぎないとも思います。現代には現代の美的感覚があるのですから、一般施設はよほどの理由が無い限りはそれに会わせた方がいいと思います。
とは言え、”翡翠ふるさと館”の”奴奈川姫”像は写真を見ても分かるように美人とかそういう以前に人間か否かというギリギリのラインなんですけどね。
なんであんなもの作ったのだろうかと、非常に疑問に思います。もしかしたら、お化け屋敷の廃材などをもらってきたのでしょうか?
【おまけ】
ヒスイつながりということで、親不知ピアパークから少し離れたところにある道の駅「市振の関」にて買ったのが この「ヒスイパン」と呼ばれるもの
先にも書いたように糸魚川はヒスイが名物 。だからパンもヒスイ色。
原材料を見ると着色料(青1、黄4)と書かれています。なるほど、青と黄を混ぜると緑色になるのですね。勉強になります。それにしても思い切り、健康に悪そうな色です。
んで味はと言うと普通のアンパンでした。
しかも写真を見ると分かるように アンのつまり具合は思い切りスカスカ。
名物に美味いもの無しと言っても これはひどすぎる、と思いました。
そんなわけでヒスイ文化発祥の地、糸魚川市はその響きの高尚さのわりにはチープで脱力な雰囲気だけが目立つところなのでした。