【地域】
 石川県押水町
【ジャンル】
 伝説スポット
【参考リンク】
 
モーゼの墓地図

2004/3/29 能登旅行(14)

【モーゼパーク】
 
 押水町というところにあるモーゼパーク。
 ここは知る人ぞ知るミステリースポットであったりします。どういうところかと言いますと、”モーセの墓があるところ”です。
 
 モーセって知っていますか。映画、”十戒”で海を割って歩いた人というのが一番分かりやすいでしょうか。
 モーセは紀元前13世紀に生まれた人で、エジプトで迫害を受けていた数十万人ものヘブライ人の指導者となり、ヘブライ人をエジプトからイスラエルの地へと導いた人です。
 その際に、神へ祈ることによって紅海をまっぷたつに割り、追っ手から上手く逃げたとか。
 その後、シナイ山でモーセは神から「十戒」を授かり、これが後のユダヤ教の戒律の基となったと伝えられています。
 
 ということで、モーセはあくまでもユダヤ世界の人であるわけで日本に墓があること自体が、かなり奇妙な発想なわけですが、なぜ、そのようなものが能登の地にあるのでしょうか?
  
 その記述は一部の人には有名な古文書「竹内文書」に書かれているそうです。まぁこの竹内文書というのは紀元前3175億年に初代天皇がいたなどと書かれている古文書のわけでして、信憑性など無いに等しいわけですが
 そこには、モーセはシナイ山から天浮船(ジェット機?というかUFO的なもの)に乗り能登の宝達山で「十戒」を授かり、その後数十万人のヘブライ人を指導し、イスラエルの地へ導き、また能登まで戻ってきて、その後、583歳まで余生を宝達山で過ごし、この押水の地に埋葬された、と書かれているそうなのですね。いやぁモーセってすごいですね(棒読み)
 

  
  で、まぁ、僕が行ったモーゼパークというのはそういう施設のわけです。
 施設に行くと最初に目に付くのがこれ、丘の上にたつギリシア風の柱、これが、モーセの墓なのかしらんと思って階段を登ってみると・・・
 
  
 いかにもそれらしいものが!ということだったのですが、ここはただのお休み処みたいです。紛らわしいな、おい。

 
 
 で、こんな存在感がある看板に誘われて道を進むとですね
 
  
 
 どうやらこの階段の向こうにある木々が生えた丘がモーセの墓らしいです。
 
     
 
 一応、それらしい説明がありまして”モーゼの墓”とは正式名称は”河原三ツ子塚古墳群”というそうです。図のように大きい塚が三つ。その他、小さい塚が7つほどあるということらしいです。伝承では大きい塚の中央にモーセ、右側にモーセの奥さん、左側にモーセの孫が埋葬されているとか。
 一応、石川県の埋蔵文化財の標識が立てられており(写真右)モーセの墓とまでは言わないまでも、ここがただの丘ではなく誰かの墓であるということは確からしいです。
 
     
 
 で、中央の塚に登ったらこんな感じでした(写真左)
 塚の傍らにに”モーゼ一族霊云々”(写真右)と書かれていた碑がありましたのでここがモーセの墓っぽいです。
 ええとモーセって数十万人のヘブライ人を救いに導いた人なのですよね。で、資料では583才まで生きたとか。すごい人なのですよね。歴史的偉人なのですよね。
 その人の墓がこんな、ただの棒きれが立っているだけでいいのですか?供物も安そうな酒ですし。ぶっちゃけ、僕の家の先祖の墓の方が花も添えられており豪華だったりするわけですが。
 ユダヤ人がこんなの見たらぶち切れそうなそんなしょぼくれた墓標ではあります。
 
 まぁ、それでも古くからの歴史の面影を伝えているのでしょう、などと強引に結論づけてみたり。(竹内文書が公開されたのは明治末期のことなので、それまでは誰かの古墳にしか過ぎなかったのでしょうが)それにしても、これが”モーセの墓”と言うなら、最初の休憩所の方がそれっぽいですよね、普通に考えると
 
 
 
 <看板探偵>
  
 モーゼパークにあった地図。別に普通の公園などにある地図とさほど変わりありませんが
 
  
 モーゼの墓にあったこのイラストはどうかと。これが、モーセというのはどうなのだろう?なんか、わけの分からない神様のようですね、ええ。ひょうきん族のコントに出てきそうな神様です、はい。(モーセは神じゃないのですけどね)

(石川県押水町で撮影)