【地域】
石川県能登町
【ジャンル】
伝説スポット
【参考リンク】
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石仏山地図
2004/
3/3 能登旅行(3)
【石仏山】
能都町では海岸線ではなく、内陸の山道を行く国道249号線を走ったのですが、その道中で”史跡 石仏山”の看板を発見。その名前にひかれて、看板の道を行くと案内看板がありました。
案内看板を読むと、この石仏山というところは、通称”お山”と呼ばれ、古くから女人禁制の聖域とされていたところらしいです。で、毎年三月一日に「山の神」「田の神」をまつるお祭りというか祭礼があるという独特の文化を残している祭祀遺跡だそうです。
で、とりあえず山道を進んでいきますと、ほんとに女人禁制だそうで看板と縄が張られていました。にょにんきんせー。僕自身、今まで女人禁制の場所という表現はよく聞いていましたが、実際にこういうのを見るのは初めてでちょっとドキドキしました。もちろん僕は男性ですので奥へと進みます。
しばらく歩くと高さ3mくらいの巨石が現れます。石の下に祓い串が置かれていることからも分かるように、ここが祭壇らしいです。一応、この石を”前立”ということだそうです。祭の儀式もこの前の広場で行われるわけです。
それにしても、この巨石の形から考え、明らかに男性神ですねぇ。何故に女人禁制なんでしょうか。女神が女を嫌うというのなら分かるのですけど。
で、ふと上を見ると大きな石がまだあります。それにつられて、道無き山道を登っていきます。(祭壇は前立であり、それ以上は神の領域そのものという考え(だと思う)なので普通の人間は入らないのでしょう)
で、登っていった先にあるのが左写真のような石を組んだような巨石群(これを”唐戸”というらしいです)そして、そこから見上げるとそびえ立つ右写真のような巨石(これを”奥立”と言うらしいです)。この二つの巨石を併せて”奥の院”と呼んでいるそうです。
で、僕の勝手な予想になるのですが、おそらく唐戸(写真左)の方が亀裂もあることから考えて女陰石(女性神)になり、さらにその上にある”奥立”(写真右)が男性神となるのでしょう。とすると図式としては、2つの男性神に一つの女性神という構図になるわけですね。で、”唐戸””奥立”を”奥の院”と呼ぶことから考えて、こちらがもともとの一対になるわけで、それを”前立”が一年に1回、祭の時だけ結ばれるという儀式があるのではないでしょうか。
そうすると”前立”はいわば人間の象徴的な姿であり、それゆえにそこで祀る人間は男でなければならないという図式になるのではないでしょうか?まぁ、ほんと、何も調べたりしていない僕の勝手な想像なのですけどね。
で、ここまで登ってみて気付いたわけですけど、実はこの”奥の院”までは石だらけの急坂でして、さて降りようかと思ったら実はかなりの急坂でして・・・
登る前に撮影した写真。(降りるときは写真どころじゃありませんでした)
コレ見るとたいしたことがないようですが、実際は20〜30度くらいのスキー場中〜上級者向け並の坂です。それ以上に足場が悪く、なぜか小雨もぱらついてきまして。もしかして、聖域に土足で入ってきた僕に対して神が怒っているのかもと思ったりもしました。
まぁ、泥だらけになりながらも戻りましたが、正直
一瞬死を考えました
。(足滑らせたりしたら骨折だし、携帯も通じないようなところだし)。正直旅先でこんな経験するとは思いませんでした。
それにしても女人禁制の山ってまだあるんですねぇ。話に聞いていたものが実際にあったりして、かなり満足した気分になりました。
一応言っておきますが、いつも独りの僕の周りは別に女人禁制の聖域ではないですから!女子の方はお気軽にどうぞ。