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【地域】
新潟県寺泊町
【ジャンル】
脱力スポット
【参考リンク】
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のづみの森展示館地図
2004/
10/3 のづみの森展示館
弥彦スカイラインの入り口近くに、”のづみの森展示館”という看板が出ていて、以前から行きたいと気になっていたのですけど、ようやく先日訪れることができました。
入り口はこんな感じです。美術館ではなく、展示館というあたりに謙虚さと自信のなさを感じてしまいますが、こじんまりとした美術館というたたずまいです。
中に入るとこんな感じで美術館と言うよりは大きめの画廊という感じです。窓の外には日本海を一望でき、その窓からの光に照らされながら絵画や彫刻などが見ることが出来るという美術館らしくないつくりになっています。(日光が直接絵画にあたる美術館というのはそんなにないもので)
美術館なので絵画などの撮影は禁止されておりまして、個々の絵を紹介は出来ませんが、正直この展示館を語るには、それらの絵画に対する感想は二の次です。
と言うのも、この展示館の紹介されている作家名を見ていただければご理解いただけるかと思います。
のづみの森展示館 作家名
五月みどり、片岡鶴太郎、石坂浩二、加山雄三・・・・
そうです、ここ”のづみの森展示館”は芸能人の作品の展示館なのです。ここでの絵画の価値はその芸術性よりも”作家が芸能人であること”それに尽きます。
たしかに五月みどりや八代亜紀、工藤静香は二科展などで入賞していますし、片岡鶴太郎や加山雄三が芸術の造形が深いということも知られています。
しかし”猿岩石”と書いてあるだけで、二人のうちのどちらの作品かも記されていませんし、ダチョウ倶楽部に至っては”ダチョークラブ”と中途半端に誤った名前にされた上にリーダーの肥後克広さんが”肥後”と呼び捨てされていることから考えても、作品の作家としてよりも作家が芸能人であること、そのことが重要であるということが伺えます。(普通なら肥後克広【ダチョウ倶楽部】と表示されているところですよね)
しかし芸能人であればよいらしく、作家そのものの格付けは特にされていないようです。加山雄三の隣が三波豊和という順番も普通なら考えられないものですので。
ちなみに三波豊和の作品は”飛翔”と書かれた陶器皿でした。豊和のイメージとその言葉のギャップにちょっと笑ってしまいました。いや、マイペース芸人というイメージがあるものでしてね。
しかし、中には展示館の作家紹介やパンフレットの目録にも載らないような悲しい芸能人の方もいるわけです。僕の行った時には”角盈男”がそうでした。名前だけを見てもピンと来ない人も多いかもしれません。展示館もそう思ったらしく、作品にはキチンと但し書きがしておりました。”元巨人軍投手”と。
そんなことを書かなくても作品として評価すればいいと思うのですけどね。ちなみに角さんの作品は茶碗だったのですが、何故か落ちやすい窓際に置かれていました。窓際の机ではなく、ホントに窓際です、いいのでしょうか、それで!?
で、まぁ芸能人の他にも地元作家の方の作品も展示されていたり、他の有名人の方の作品も展示されているわけですが、その中にはあの横井庄一さんの陶器作品がありました。
パンフレットには横井さんについてこのように記されていました。
グアム島で28年間生活された方です
字面だけならすごく優雅な生活をした方にしか見えませんね。
いや、作品のところにはキチンと紹介されていましたけどね、終戦を知らずにグアム島で一人で28年間サバイバル生活をしていた方だと、書かれていましたけどね。
でも、横井さんなんて言っても今の若い人は知らないと思うので表現には気を付けた方がいいと思います。
しかし、この展示館、芸能人の絵がメインではありますが、インパクトの面でそれに劣らないものがあります。入館の際に、”ただ今サービスでお渡ししています”といって渡される本がすごいのです。
「病気を治し、世の人々を救う 阿弥陀如来様」
齋藤武夫なる人(おそらくこの美術館の創立者だと思われます)によって書かれたこの本、内容としては阿弥陀様とその化身である龍道先生と言う方のお力により病気が治ったという人の体験談と感謝の言葉であったりするわけですが、美術館でこのような宗教書を渡されるいうのは初めての経験でした。(そしておそらくこれからも無いでしょう)
そして何よりすごいのは、この美術館の入館料が500円であるのに、配られる本の定価が1800円であるということだったりします。
もっとも手元にあっても決して読むことはないであろうし、古本屋も引き取ることは無いと思うので得したのかどうかというのは微妙なのですが。