【地域】
 福島県いわき市
【ジャンル】
 その他スポット
【参考リンク】
 
雲雀乃苑地図

2007/3/4 雲雀乃苑

 
 福島県はいわき市薄磯海岸にある塩屋埼灯台。映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台としても知られているところであり、灯台の資料館の中には、映画のパンフレットや資料なども展示されております。
 
 その灯台を見上げる形で灯台の麓には、少し開けたスペースがあります。
 
 
 
 そのスペースは「雲雀乃苑」という名前が付いております。
 
 
 
 雲雀は「ひばり」と読みます。 
 
 ひばりと聞いて、皆さんは何を思い出すでしょうか。
  
 おそらく、昭和の時代を過ごした方なら、一人の歌手の名を思い浮かべることでしょう。そう、昭和の歌姫「美空ひばり」です。
 そして、ここ塩屋埼は故美空ひばりが1987年に倒れてから復帰した第1曲目の、そして結果的に最後のレコーディング曲となる「みだれ髪」の舞台となったところであり「雲雀乃苑」はその「みだれ髪」の歌碑とそして美空ひばりの遺影碑があるところなのです
 
 
 
 歌碑。
 
  春は二重に巻いた帯
  三重に巻いても余る秋
  暗や涯なや塩屋の岬
  見えぬ心を照らしておくれ
  ひとりぼっちにしないでおくれ

  (星野哲郎作詞 船村徹作曲)
 という歌詞が刻まれております
 
 
 
 遺影碑。1.5m前に立つとセンサーが感知し「みだれ髪」が流れます。
 知らないで立つとかなりビックリします。(僕の近くにいた人は小さな悲鳴をあげてました)
 
 そしてこの「雲雀乃苑」から薄磯海岸沿いの420メートルの区間の道は美空ひばりの功績を讃え、後世に伝えていこうという目的のもと、「ひばり街道街道」と名付けられております
 
   
 
 こんな感じで看板が出ていますが
 
 
 
 まぁ、パっと見た目では普通の海岸線の道路です
 
 しかし、ひばり街道と呼ばれる由縁として、街道の中ほどには「永遠のひばり像」なるブロンズ像が建てられております。
 
 
 
 塩屋埼灯台を背に薄礒海岸を望む形でたっているひばり像。
 その姿は少女時代に出演した映画『悲しき口笛』の中で歌う姿をモデルとしているそうです。
 
 銅像は等身大ではなく、1mあるかないかくらいの小さなサイズです。
 しかし台座より立像の方が小さいってどういう扱いなのかと疑問にのこるところですね。
 
  
 
 これが台座の部分です。美空ひばりの写真4枚が刻まれてます。
 また、歌手の銅像ということで、例外なく歌が流れます
 「悲しき口笛」が像から歌い出します
  
 
 
 あらためてもう一度見る像。 
 太平洋に向かって歌う姿が、いかにも美空ひばりっぽい気がします。
 (何となく、日本海のジメジメした暗さよりも太平洋の明るさの方が美空ひばりには似合う気がします。鳥羽一郎とか八代亜紀とかは逆に日本海のイメージが強いですが)
  
 しかし、そんな美空ひばり像にも悲劇が訪れます。
 
 
 
 海岸沿いに作られたということもあり、カモメの糞が像に直撃するのです。
 
 
 白濁した液に汚れるひばり像。
 
 何となく字面だけを見るとエロティックではありますが、実際にはそんなものではなく、腐食を避けるためにもこまめな清掃作業が必要となるような問題だと思います。
 
 しかし、なんでカモメの糞が直撃するんでしょうね。
 カモメって「ギターを持った渡り鳥」でしたっけ?違いますよねぇ。
 
 うーん、「ギターを持った渡り鳥」が小林旭が出ていた映画で、美空ひばりと結婚したことがあるって知っている人はどれくらいいるのだろうなぁ。
 
 昭和は遠くなりにけり。


  

 



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