【地域】
福島県檜枝岐村
【ジャンル】
伝説スポット
【参考リンク】
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橋場のばんば地図
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尾瀬檜枝岐温泉観光案内所
2008/7/23 橋場のばんば
福島県会津地方の奥、平家の落武者の隠れ里と呼ばれる檜枝岐。
自然に恵まれた山村の環境と、昔から残る文化が融合し、独特な風景を作り出しております。
その村のおそらく以前の中心街であったと思われる歌舞伎通りに”橋場のばんば”と呼ばれる奇妙な石像があります
小さな建物の真ん中に石像が置かれており、左右に巨大なハサミが置かれています。向かって左が新しいピカピカしたハサミ、向かって右に錆びたハサミが置かれております。
中央の”ばんば様”と呼ばれる石像です。写真ではわかりにくいですが、前歯が一本欠けており、乳も老婆なので垂れ下がってます。
決して整っているという容姿というわけではありませんが、気持を和ませるようなユニークな姿であり、地元では子供達を水難から守ってくれる慈悲深い仏様と言われています。
面白いのは、容姿だけでなくその頭。碗が逆さまにかぶされております。
なんでも、頭に椀をかぶせると、どんな願いでもかなえてくれるとか。
(余談ではありますが、僕がこの石仏に椀をかぶせて1年近くが過ぎていますが、三十路も半ばにして未だ独り身なのは何故でしょうか?)
もっとも、昨今においては、このばんば様は水難よりも縁結びの神さまとして知られているそうです。(では、なおさら僕の1年近くも前の願いはどうなっているのでしょうか、と問いたいのですが)
この錆びた大きなハサミが縁結びの象徴。縁を切りたく無い方は、このハサミの様に錆びたハサミをばんば様に捧げると、蒸発したり逃げたりすることがないとか。
そして、思い出して頂きたいのは、ハサミが2つあったこと。
錆びたハサミだけではなく、このようにピカピカに光るハサミもあるわけで。その意味する所は”悪縁を切る”
このハサミには、よく切れる新品のハサミを供えると、縁が切れるそうでして
このように、かなり多くの新しいハサミが供えてありました。
世の中には別れを切に願うカップルがこんなにもいるのですね。
それにしても、このような山奥にまで、古いハサミや新しいハサミを供えにやってくる人がいることからも分かるように、世の中には多くのカップルがいて、出会い、別れが繰り返されているようです。
ところで、三十路半ばにして独身の僕には、そんな出会いも別れも無く、日々淡々と過ぎていっているのですが、何か間違えた道を進んでいるのでしょうか。
それとも、僕はイベントフラグの巡回コースに入っていないのでしょうか。