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【地域】
 福島県会津地方
【ジャンル】
 伝説スポット
【参考リンク】
 
伊佐須美神社地図
圓蔵寺福満虚空蔵尊地図

2004/1/16 会津の神社とお寺

 福島県会津という地方は、東北の小さな一地方ながらも神社、寺ともに歴史の古いところが多く、神社や寺好きの僕には嬉しいところなのですが、その中でも有名な2カ所に先日行ってきました
 
【伊佐須美神社】
 まず行きましたのが岩代国一之宮会津総鎮守として名高い会津高田町にある伊佐須美神社。その起こりは古く大和朝廷の頃、会津文化発祥の地とされております
 そもそも会津の地名が、天皇の勅命を受けた四道将軍のうち、北陸道を進んだ大毘古命と、東海道を進んだ建沼河別命の親子がここで会ったからで(相津)、この場所にイザナミ・イザナギの夫婦神を祀り、会津開拓の祖神としたのが伊佐須美神社の起源とされているのですからずいぶんと、歴史ある話ではあります。
 
 まぁ、そんなわけで、見るところも多いわけです
 
 例えばこちらの木造狛犬。元々のものは福島県の重要文化財に指定されており宝物殿に安置されてあるという話ですが、こちらの方も木造の狛犬としては大きく(1mくらい)見応えがありました。新しく作られたばかりなのか、木の香りがするあたりがなんとも雰囲気があります。 
 ほか、会津五桜の一つ、淡墨桜ですとか、飛竜の藤と呼ばれる巨大な(17mのフジって)などがあります。(写真下)

 
 もっとも僕の目当ては、実はこの神社ではなく、神社の境外末社であるところの殺生石稲荷神社だったわけでして。(下写真)
 
  
 殺生石は九尾の狐が那須野にて退治された後、毒気を吐く大きな石となり、近寄る動物や人を殺し害を及ぼしたという伝説の石ということは以前に記したことがあります。
 殺生石は三つに分かれ那須野、会津、備後へ飛んでいったと言われていますが、会津には猪苗代町とこの会津高田町に伝説が伝わっているのですね。
 
 なんでも、伊佐須美神社の近くを流れる宮川がそれほど大きい川では無いわりにたびたび洪水を起こし、多くの犠牲者を出したので殺生石の祟りではないかと恐れその霊をおさめるためにこの稲荷神社を建立したのが由来とか。
 
 
 
 ということで殺生石(写真左)と宮川(写真右)
 殺生石は猪苗代町のものと比べるとかなり小さく、普通の石という感じであり、宮川もどこにでもあるような川で、正直拍子抜けするものでした。
 それでも猪苗代の殺生石が祠も何もなくただ巨石というのに比べると、こちらの方はきちんと整備されているので、何かしら霊験があるような気がするから不思議です。
 
 
 ただ、神社の隅にこのような小さな祠があったのですけど、小さな白いお稲荷さまがいくつも置かれてまして、これまた玩具のような小さな鳥居と共に、見たときに脱力感を覚えたのも確かですが。立派な神社がもう少し、きちんとした方がいいと思うのですけど
 それにしても、最初は祟りを治めるために立てられた神社が、いつの間にか商売繁盛の稲荷となっているあたりが、人間の欲の浅ましさというか、都合のよい思考というか・・・
 
【圓蔵寺福満虚空蔵尊】
 さて、続きまして行きましたのが柳津にあります虚空蔵尊。こちらも歴史は古く、建立は今から1200年前の807年に徳一大師によって開創されたとか。
 日本三大虚空蔵尊のひとつ、丑・寅年生まれの守本尊にもなっているという大変由緒正しき寺であります。
 「年3回お詣りするとお金に不自由しない」と言われるほど霊験あらたかなところで、年間約100万人近くの参拝客が訪れているとか
 
 で、この柳津虚空蔵尊の中でも最も知られているのが「開運撫で牛」(下写真)
 
   
 この牛を撫でると開運や病気治癒に霊験ありということで皆撫でているらしく、表面がかなり滑らかになっております。。
 この牛ですがこの圓蔵寺を建立する際、どこからともなく数頭の赤牛が現れ大木を運ぶのを手伝い、完成とともに牛は消えてしまったという伝説が残っており、これが会津の「赤べこ」の由来ともなっているということで、牛に馴染みが深い寺となっております。そのせいか寺の中は牛ばかりだったりします。
 
   
 狛犬のごとく鎮座する一対の牛
  
 黒い光沢がすてきな牛
 
 
 高級そうなブロンズ製の撫で牛など、牛ばかり。
 さすがに丑年生まれの守本尊というだけあります。ということで、丑年生まれで、職場の遊園地では牛の着ぐるみを着ている僕にとっては、かなり御利益がありそうなお寺でした。近いので機会があれば、何度でも行ってみたいと思います。

 



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